【かしわらおでかけナビ】古墳
2021年8月1日
柏原市に来たら見ておきたい古墳3選
(1)玉手山古墳群
玉手山一帯は、4世紀の古墳群であるとともに、大坂夏の陣の「小松山の戦い(道明寺の戦い)」の古戦場でもあり、豊臣方を率いていた後藤又兵衛は、この戦いで傷を負い、切腹したと伝えられています。このような歴史的な背景を持つ玉手山には、夏の陣の碑や両軍の供養塔など多くの史跡が残されています。
また、市立玉手山公園ふれあいパークの展望台や市内の高台からは、令和元年7月に世界文化遺産に登録された巨大古墳「百舌鳥・古市古墳群」を一望できます。
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必見!市立玉手山公園ふれあいパークの展望台から見た「百舌鳥・古市古墳群」
(2)高井田横穴公園
高井田地区には、1400年以上前に造られた横穴群(横穴墓)や、かつて存在した河内六寺の残る神社があります。
また、市立歴史資料館では古墳の出土品や資料などを数多く展示しています。
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(3)松岳山古墳群
松岳山古墳群(まつおかやまこふんぐん)は、柏原市国分市場1丁目、大和川左岸の丘陵上に営まれた古墳時代前期の古墳群です。柏原市最大の前方後円墳・松岳山古墳を中心に、9基以上の古墳から成っています。
大きくは西から東へと古墳が造営され、松岳山古墳以外は直径10~20mの小規模な円墳・方墳だったようです。かつては墳丘まで確認できたようですが、 十分な調査もされないまま、松岳山古墳・茶臼塚古墳以外は昭和30年前後の宅地造成により消滅、過去の出土品も多くが散逸し、実態は明らかにされていません。