史跡高井田横穴 秋の特別公開

2014年9月9日 (文化財課)

 史跡高井田横穴公園では、毎年5月と10月の第3土曜日に、横穴の特別公開をしています。普段は入れない横穴に入って、横穴内部や線刻壁画をじっくり観察できる貴重なチャンス。園内には、朝鮮半島とゆかりの深い高井田山古墳もあります。当日は、職員やボランティアによるガイドツアーを行っていますので、この機会にぜひお越しください。

  • 受付場所:史跡高井田横穴公園内屋外展示広場(資料をお渡しします)
  • 日 時:2014年10月18日(土) 10:00~15:00
  • 申込・参加料:不要
  • 備 考:職員によるガイドツアーは、10:00、11:00、13:00、14:00に行います(所要時間は約1時間)。また、この時間以外にも、ボランティアによるガイドツアーも受け付けています。

 史跡高井田横穴公園紹介ページ

 

秋の横穴特別公開01  秋の横穴特別公開02

 

【史跡高井田横穴】 古墳の石室と似た構造を持つ同時代の墓で、内部に「ゴンドラに乗る人物」などの線刻壁画が描かれていることで全国的に有名。古墳と異なり、崖面に直接、墓室などが掘られているのが特徴。大正6年(1917)に発見され、大正11年(1922)に国の史跡に指定された。現在、162基が確認されているが、総数は200基以上に上ると推定されている。 平成2年(1990)、高井田山古墳を含んだ約36000平方メートルの区域が、国の史跡に追加指定された。現在は、一帯が史跡高井田横穴公園として整備されている。同種の横穴群は、大阪府内では高井田横穴と安福寺横穴、玉手山東横穴など(いずれも柏原市内)しか確認されておらず、大変貴重。

 

【高井田山古墳】 石室を保護しながら石室内部を見学できるよう、石材が失われていた石室上部をマルチシェルターで覆った公開古墳(直径約20メートルの円墳)。5世紀後半の築造とみられ、畿内最古の横穴式石室を持つ。韓国の武寧王陵(6世紀前半)と共通点が多く、二つの古墳からは、ともに火熨斗(ひのし)型青銅製品や金層ガラス製品(装身具)などが出土している。昆支王(こんきおう=武寧王の父)の墓の可能性が示唆されている。石室内には、火熨斗など出土品のレプリカが置かれ、発掘当時のようすが再現されている。 マルチシェルターのプラスチック板の透明度が低下していたことから、2014年2月下旬から3月末にかけて、プラスチック板を交換するなどのリニューアルが行われた。

お問い合わせ

文化財課
582-0015 柏原市高井田1598-1(歴史資料館内)
電話:072-976-3430
ファクシミリ:072-976-3431