特定外来生物 「クビアカツヤカミキリ」
2024年6月17日
クビアカツヤカミキリは、平成30年1月に特定外来生物に指定されました。人体への害はありませんが、サクラ・ウメ・モモなどバラ科の樹木に産卵し、幼虫が樹木の内部を食い荒らし、枯死させる可能性がある昆虫です。
「クビアカツヤカミキリ」を発見した場合
成虫の体長は2~4cmで、全体は光沢のある黒色で、首の周りだけが赤くなっています。飛ぶことができるため、サクラ等の木がない場所にも飛んでくることがあります。
幼虫が侵入した木からは、フラス(幼虫のフンと木くずが混ざったもの)が排出され、被害が進行すると、枝が枯れ落ちたり、樹木自体が倒れる恐れがあります。
- 6月~8月は、成虫の発生期間です。成虫を見つけた場合、踏みつぶすか殺虫剤などで駆除してください。
- フラスが出ている木は、フラスを掻き出し、幼虫を針金などで刺すか殺虫剤を噴霧して駆除してください。
- 捕獲して飼うこと、生きたまま運搬することは法律により禁止されています。
『クビアカツヤカミキリ』に関する諸情報について
大阪府が公表した詳しい情報や、参考となる資料をまとめています。