LED街路灯で安心、安全な明るいまちづくり
はじめに
柏原市では、アセットマネジメントの創意工夫を行い、維持管理コストの削減等に取り組んでいます。
そのひとつに、安心・安全な明るいまちづくりとして、街路灯LED化の取組をはじめました。
まず、柏原市上市3丁目14番の長瀬川沿いの街路灯10灯をLED街路灯に交換いたしました。
(右手が長瀬川)南側に向かって撮影 従来の街路灯の頭部をLED灯に交換
LED街路灯の明るさ
実際に従来の街路灯とLED街路灯の明るさを比較すると、LED街路灯が明るいことが分かります。
従来 | |||
LED |
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↓ |
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(左手が長瀬川)北側に向かって撮影 | (右手が長瀬川)南側に向かって撮影 |
従来電灯とLED電灯
LED電灯にするメリットは明るさ以外には何があるのかを、従来電灯とLED電灯で比較し考えてみます。
●消費電力
消費電力について比較する為、従来電灯とLED電灯での消費電力をグラフに表しました。
左図は1灯あたりの消費電力のグラフです。
従来灯が約120Wに対し、LED灯は約30Wとなり、大幅な削減となり、環境にも優しくなっています。
LED電灯は、少な消費電力ながら、従来電灯よりも明るく電気料金も低く抑えることが出来ます。
●維持コスト
街路灯の電球切れの交換作業は、専門業者に依頼しております。
高所作業等が必要になる電球替え、電球切れではない電気回路等のトラブル、維持管理するうえで様々な問題があります。
LED電灯の寿命は約10年と言われており、作業手間や維持管理コストを大幅に削減することができます。また、LED電灯には球切れは無く、徐々に明るさが暗くなっていきますので、急な球切れ等による球替えまでの間、ご不便をおかけすることはありません。
以上の事より、明るさ・消費電力・維持管理コストの面でメリットは非常に多くあることが分かります。
今後の取り組みについて
今回、街路灯をLED化した結果、十分満足のいく明るさで、環境にも配慮することができました。
市内の街路灯全てをLED化するには期間がかかりますが、順次LED街路灯にしていき、安心、安全な明るいまちづくりを進めて参りたいと考えております。