国際友好都市 イタリア共和国グロッセート県グロッセート市
友好都市提携について
柏原市は1999年5月12日にグロッセート市役所でこれまで各種レベルで友好交流を積み上げてきた グロッセート県並びにグロッセート市との友好都市提携に関する議定書に調印しました。
グロッセート県・グロッセート市とは
グロッセート市は、イタリア中部トスカーナ州に属し、 首都ローマから北西約180kmの位置にあります。 人口は約8万2千人(2024年時点)、面積は約474kmあり、グロッセート県の県庁所在地となっています。 一方、グロッセート県は28の自治体で構成されていて、 人口は約21万7千人(2024年時点)、面積は約4,500kmでイタリア国内でも大きな県の一つとなっています。 また、気候は一年を通して穏やかな地中海性気候となっています。
歴史
グロッセート市の旧市街は16世紀につくられた煉瓦づくりの城壁に囲まれていて、 1302年にシエナの建築家ルスティキーノにより建てられた町のシンボルである大聖堂や 1402年完成の煉瓦づくりの鐘楼など中世の町並みが残されています。 市立博物館には紀元前5世紀頃のエトルリア文明の遺品が多数展示されており、 郊外にあるロゼッレ遺跡公園では当時この地が重要な要所であったことを見ることができます。
観光
グロッセート県内にはモンテアルジェンターリオ市、カスティリオーネ市、 フォローニカ市などイタリア国内でも有数の海辺のリゾート地があり、 夏のバカンスシーズンにはスイスやドイツなどヨーロッパ各地から大勢の避暑客が訪れます。 また、マッサマリッティマ市やピティリアーノ村など中世の面影をそのままに保存しています。 また、野鳥公園をはじめ多くの自然に恵まれています。日本ではあまり知られていませんが、イタリア国内でも比較的治安がよく、静かで、人情味のある土地柄です。
特産品
ワイン、オリーブ油、パスタ、生ハム,チーズなどの農産物、伝統的なお菓子類。
料理
Cinghiale in umido(猪肉料理)、Crostini(薄切りパンにオリーブ油と鶏レバーをつけたカナッペ)など
アクセス
鉄道でテルミニ駅(ローマ)やサンタ・マリア・ノベッラ駅(フィレンツェ)から2時間余りで グロッセート駅に着きます。駅から旧市街までは徒歩10分程度です。