ようこそ市長室へ
今、日本の自治体が抱える大きな問題は、人口減少とそれに伴う少子高齢化です。東京一極集中と地方の活力衰退がクローズアップされ、柏原市も896の消滅可能性都市のひとつに挙げられています。柏原市の人口は、最近の10年間で、マイナス7.7%、約6000人が減少し、府内ではワースト3となっています。また、高齢化率は、平成29年1月末現在で27.76%となり、間もなく3人に1人が65歳以上という社会がやってきます。
私が生まれ育った自然と歴史が豊かな柏原を、未来を担うこどもたちに、大きな財産として残すこと、そして超高齢化の時代に備え、市民の皆さんが健康で元気に長生きできるまちを創ることを念頭に置いて取組を進めてまいります。
「財政危機からの脱却」をスローガンに掲げ、5つの主張をお示しいたします。
(1) 子育てを応援する環境づくり
(2) 安心して歳を重ねられるまちづくり
(3) 市民が主人公のまちづくり
(4) もっと地元を誇りに思えるまちづくり
(5) 次世代につけを回さない安定した市政運営
私は、市役所から積極的に地域へ飛び出し、市民の皆さんからご意見やご提案をお伺いしながら、5つの主張、100の施策をブラッシュアップし、市民の皆さんと一緒に一つひとつ大きく実らせていく決意です。
私たちは、今、新しい時代へ向かう出発点に立っています。
子どもたちに誇れるまち、柏原市に住んでよかったと実感していただけるまち、そして柏原市の明るい未来を私と一緒に作り上げていきましょう。
今後とも市政に対する市民の皆様の温かいご理解とご協力を賜りますようお願いを申し上げます。