令和5年度財政健全化判断比率等の算定結果の公表

2024年9月3日

地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率等の算定結果

(1)令和5年度決算に基づく健全化判断比率

 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、「実質赤字比率」、「連結実質赤字比率」、「実質公債費比率」、「将来負担比率」の指標について、令和5年度算定結果を次のとおり公表します。(単位:%)

  実質赤字比率 連結実質赤字比率 実質公債費比率 将来負担比率
算定結果 − (▲0.06)

− (▲33.79)

5.1 7.5
早期健全化基準
(イエローカードライン)
12.70

17.70

25.0 350.0
財政再生基準
(レッドカードライン)
20.00 30.00 35.0  

 柏原市の財政状況は、これまでの取り組みの結果、4つの比率の全てが「早期健全化基準 (イエローカードライン)」の基準値を下回り、健全段階にあります。

実質赤字比率

 一般会計等(柏原市においては、一般会計のみとなります。)を対象とした実質赤字の標準財政規模(※)に対する比率です。令和5年度は一般会計の決算が黒字のため、「−(該当なし)」となりました。

連結実質赤字比率

 全会計を対象とした実質赤字(または資金の不足額)の標準財政規模(※)に対する比率です。令和5年度は全会計において黒字のため、連結実質赤字額がなく、「−(該当なし)」となりました。

実質公債費比率

 一般会計等が負担する元利償還金などの標準財政規模(※)に対する比率(令和3~5年度の3か年平均)です。令和5年度は5.1%となり、前年度に比べ0.8ポイントの悪化となりました。

将来負担比率

 一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模(※)に対する比率です。令和5年度は7.5%となり、前年度に比べ5.1ポイントの悪化となりました。

(2)令和5年度決算に基づく資金不足比率

 上記の4つの指標と併せて公営企業の経営状況を表す「資金不足比率」の指標について、柏原市の公営企業における令和5年度算定結果を、次のとおり公表します。(単位:%)

  水道事業 病院事業 下水道事業
算定結果
経営健全化基準 20.0

 
 算定の結果、水道事業、病院事業及び下水道事業の全てについて、昨年度に引き続き資金不足額が発生しないため、「−(該当なし)」となりました。

参考資料のダウンロード

R5健全化判断比率等の算定式.pdf

 ○用語の説明

※ 標準財政規模…地方公共団体の標準的な状態で通常収入されると見込まれる経常的一般財源の規模を示すもの

 

お問い合わせ

財政課
電話072-972-1715