【災害時】下水配管の破損状況の確認について
2024年8月9日
災害時、下水配管が破損していると、トイレなどが使用できなくなります。
配管が破損しているかを確認する方法は以下のとおりです。
配管の破損状況の確認手順
※作業は2名で実施して下さい。
1.敷地内にある公共汚水桝の蓋をマイナスドライバー等で開けます。 特徴:中央に市のマーク、周りにぶどうの模様が描かれている20cm程度の塩ビ製の蓋 ※公共汚水桝の中にはコンクリート製のものや、蓋が鋳鉄製のものがあります。 これらの蓋を開けるには、バール等が必要となる場合があります。
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2.1名がキッチンから水を流します。 ※1~3リットル程度の水を流してください。 |
3.もう1名が公共汚水桝に先ほど流した水が流れているかを確認します。 |
4.流れてきた水が溜まったままにならず、流れているかを確認します。 水が溜まらずに流れていれば、下水道は使用できます。 ※手順2~4を、トイレ、お風呂、洗面台等についても同様に確認して下さい。 |
※水が公共汚水桝に流れてこない場合や、公共汚水桝に水が溜まったままの場合は、配管が破損している可能性があります。柏原市排水設備指定工事店へご連絡下さい。
※敷地内の排水設備(公共汚水桝より上流)の修理費用は個人負担となります。
※下水道本管やマンホールの損傷に伴い、下水道を使用しないよう市からアナウンスされた場合は、敷地内の配管が使用できる状態でも、水を流さないで下さい。
災害時に即座に対応することは難しいため、普段から公共汚水桝の位置を確認したり、配管の状態を把握しておくことを推奨します。