今年の予算-令和6年度-
2024年4月3日
一般会計当初予算の特徴
予算額は、284億2,071万円で、対前年度比 13億7,739万円(5.1%)の増
歳出では、人事院勧告の影響による職員給与などの増や会計年度任用職員への勤勉手当を新たに計上したことなどから人件費が増となったほか、社会保障経費が増となったことや病院事業会計に対する経営支援としての出資金を新たに計上したことにより、予算額は前年度を上回っています。
歳入では、社会保障経費に対する国庫及び府支出金の増のほか、国の地方財政対策から地方交付税や地方特例交付金の増を見込んでいます。
歳入の特徴
- 市税 87億1,960万円(対前年度比 △2億9,480万円、3.3%の減)
税制改正による個人市民税及び法人市民税の減や、大規模マンション等の新築による固定資産税及び都市計画税の増など - 地方特例交付金 3億2,800万円(対前年度比+2億8,400万円、645.5%の増)
定額減税に伴う減収の補填による増 - 地方交付税 56億円 (対前年度比 +3億円、5.7%の増)
令和5年度実績及び地方財政対策に基づく算定による増 - 国庫支出金 48億6,708万円(対前年度比 +3億7,950万円、8.5%の増)
重層的支援体制整備事業に係る交付金の増など - 繰入金 13億2,804万円(対前年度比 +5億8,777万円、79.4%の増)
財政調整基金繰入金の増など
令和6年度末の市債残高は、約200億1,060万円となる見込みで、令和5年度末の見込みと比べ、8億9,264万円の減となる見込みです。
なお、市債残高のうち財源不足を補うための臨時財政対策債が約49%を占める見込みです。
歳出(性質別)の特徴
- 人件費 52億6,485万円(対前年度比 +5億7,271万円、12.2%の増)
職員退職手当の皆増など - 物件費 32億5,681万円(対前年度比 +5,384万円、1.7%の増)
包括的支援事業の増など - 補助費等 34億8,892万円(対前年度比 △1億4,376万円、4.0%の減)
消防広域化改修等負担金の減など - 扶助費 74億9,349万円(対前年度比 +4億3,753万円、6.2%の増)
障害者及び障害児に対する給付費等の増など - 投資的経費 21億5,099万円(対前年度比 +5億7,643万円、36.6%の増)
小学校屋内運動場空調設備整備事業の増など - 出資金 2億5,000万円(対前年度比 +2億5,000万円、皆増)
病院事業会計出資金の増 - 繰出金 37億77万円(対前年度比 △2億1,574万円、5.5%の減)
下水道事業会計への繰出金の減など
令和6年度各会計当初予算総括表 (単位:万円) | |||||
会計名 | 6年度 当初予算額 |
5年度 当初予算額 |
比較 | ||
増減額 | 増減率(%) | ||||
一般会計 |
284億2,070.5 |
270億4,331.1 | 13億7,739.4 | 5.1 | |
特 別 会 計 |
国民健康保険事業 (事業勘定) |
78億7,119.6 | 82億1,812.8 |
△3億4,693.2 |
△4.2 |
国民健康保険事業 (施設勘定堅上診療所) |
1,160.0 | 1,148.8 | 11.2 | 1.0 | |
介護保険事業 | 73億1,366.4 | 68億6,727.7 | 4億4,638.7 | 6.5 | |
後期高齢者医療事業 | 13億8,832.7 | 12億2,231.2 |
1億6,601.5 |
13.6 | |
小計 | 165億8,478.7 | 163億1,920.5 | 2億6,558.2 | 1.6 | |
企 業 会 計 |
病院事業会計 | 63億1,474.9 | 62億6,113.7 | 5,361.2 | 0.9 |
水道事業会計 | 26億5,293.9 | 25億6,049.8 | 9,244.1 | 3.6 | |
下水道事業会計 | 57億7,608.9 | 50億3,344.4 | 7億4,264.5 | 14.8 | |
小計 |
147億4,377.7 |
138億5,507.9 |
8億8,869.8 |
6.4 | |
合 計 | 597億4,926.9 | 572億1,759.5 |
25億3,167.4 |
4.4 |
(注)企業会計の予算額は、収益的支出および資本的支出の合計額
目的税・森林環境譲与税・地方消費税交付金の使途内訳
令和6年度当初予算における本市の使途内訳については「目的税・森林環境譲与税・地方消費税交付金の使途内訳」(下記PDFファイル)のとおりです。
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