「地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤計画に関する法律(地域未来投資促進法)に基づく基本計画について

2024年4月1日

地域未来投資促進法とは

近年、地域経済の事業環境変化に伴い、産業・雇用の担い手は多様化しており、観光・航空機部品など地域の特性を生かした成長性の高い新たな分野に挑戦する取組が登場しつつあります。

地域未来投資促進法では、地域の特性を生かして高い付加価値を創出し、地域の事業者に対する経済的波及効果を及ぼすことにより、地域経済を牽引する事業「地域経済牽引事業」を促進するため、国が集中的に支援するとしています。こうした取組「地域未来投資」が全国津々浦々で活発になり、地域経済における稼ぐ力の好循環が実現されるよう、政策資源を集中投入していきます。

なお、国からの各種支援を受けるためには、市町村及び大阪府が作成した基本計画に基づき、事業者は地域経済牽引事業計画を策定し、大阪府知事への申請、承認を受けることが必要になります。

地域経済牽引事業とは

地域の特性(産業の集積、観光資源、特産物、技術、人材、情報その他の自然的、経済的又は社会的な観点から見た特性)を生かして高い付加価値を創出し、かつ、地域内の取引の拡大、受注の増大その他の地域の事業者に対する相当の経済的効果を及ぼすことにより、地域における経済活動を牽引する事業のこと。

国の支援措置について

地域未来投資促進法における国の支援措置については、経済産業省のホームページをご確認ください。

経済産業省ホームページ

申請の手続きについて

地域経済牽引事業計画の申請については、大阪府ホームページをご確認ください。

大阪府ホームページ

基本計画の概要

地域未来投資促進法に基づき、大阪府と柏原市で策定した「大阪府柏原市基本計画」が、令和6年4月1日に国の同意を得ました。

柏原市では、産業構造のうち主要な割合を占める製造業において、高精度な金型技術など優れた技術を持った企業の成長や他の関連産業・企業の成長を通じて高い経済的波及効果をもたらし、地域経済の好循環の実現をめざします。
また、農業者の約8割が栽培している「ぶどう」、さらに「ワイン」を核として、ワイナリー・農業者・飲食店・観光名所をつなぎ合わせることで、市全体の魅力の向上を目指すとともに、ワイナリー新規開設希望者や飲食店など多様な担い手によるワイン醸造用のぶどう栽培などにより、ぶどう産地の活性化を図ります。

大阪府柏原市基本計画

大阪府柏原市基本計画

大阪府柏原市基本計画・概要版

お問い合わせ

産業振興課
電話072-972-1554