『あかちゃんとそなえの輪 推進プロジェクト』への賛同と取り組みについて

2022年10月25日

あかちゃんとそなえの輪 推進プロジェクト(官民連携)

ロゴマーク「あかちゃんとそなえの輪」.png あかちゃんとそなえの輪 推進プロジェクト』とは、同じ思いを持つ自治体や企業が連携、協力して、赤ちゃんにやさしいまちづくりを進める取り組みです。柏原市は、このプロジェクトに賛同し、その第1弾として、「ピジョン株式会社」監修のもと、「赤ちゃんの防災」をテーマに、安心して赤ちゃんを育てられる備えについて考えていきます。
あかちゃんとそなえの輪 推進プロジェクト』特設サイトはこちら⇒リンク※外部サイト(連携協力企業「ピジョン株式会社」の特設サイト)につながります

 ※このプロジェクトは、市と包括連携協定を締結している「株式会社 官民連携事業研究所」及び連携協力企業である「ピジョン株式会社」による官民連携事業として令和4年9月から取り組みを開始しました。

1.「赤ちゃんの防災」について ~備えは大丈夫?~

 子どもが生まれてから、災害への備えの見直しをしましたか?
 赤ちゃんのいる家庭では、赤ちゃんならではの備えも必要になります。
 もしもの時のためにも、「赤ちゃんの防災」について考え、備えましょう。

(1)災害への備えを考えるステップ

【ステップ1】もしもの時を想像する

 もしもの時にどんなことが起きるのかを想像しましょう。ハザードマップを見たり、避難先までの経路を確認して実際に歩いてみたりするのもいいでしょう。また、日頃から、災害時にいつ・誰が・何をするのかを家族で話し合っておきましょう。

【ステップ2】防災備蓄やグッズ等を準備する

 もしもの時のために、必要となる「備え」を準備しましょう。飲料水などは最低でも3日間、できれば1週間分を目安に、その他の必需品は3日間程度を目安に準備しましょう。

【ステップ3】使ってみる・半年に1回見直す

 備えたものがいざというときに使えなければ意味がありません。避難訓練をして実際に使ってみましょう。特に赤ちゃん向けの用品は、成長に合わせて必要なものが次々と変わっていきます。定期的に見直して、更新しましょう。

 

(2)覚えておきたいつのシーン

   【シーン1】避難所への移動

 避難で重要なことは、両手が自由に使える状態にあることです。赤ちゃんを抱いて家を飛び出したけれど、抱っこで手が使えず移動に困ることがないように、抱っこひもなどを用意しておきましょう。

  【シーン2】授乳・食事

 ストレスで母乳が出にくくなってしまうことや避難所に十分な離乳食が用意されていない場合に備えて、食べなれたものをいつもより多めに用意しておきましょう。

  【シーン3】トイレ・衛生管理

 おむつやおしりふき等が手に入りにくくなる可能性があるので、普段から多く備えておきましょう。また、感染症対策として消毒グッズなども準備しておきましょう。

  【シーン4】長期生活への備え・リラックス

 普段とは異なる環境では、大人と同じように赤ちゃんにもストレスを感じます。少しでも気持ちを和らげるために、よく遊ぶおもちゃやお菓子などを用意しておきましょう。

 

(3)赤ちゃんの防災備蓄チェックリスト

◎いざというときのための備えが大丈夫か、チェックしておきましょう。

赤ちゃん防災「備蓄」チェックリスト.pdf(316KB)

2.今後の取り組みについて

1.災害時の避難所用備蓄品の検討と導入(更新)

 避難所の備蓄品は、定期的な入れ替えが必要です。今年度もいくつかの備蓄品を入れ替えますが、その中で赤ちゃんのための哺乳びんも入替えとなります。避難所で安心してご使用いただけるものを検討し、入れ替えを行います。

2.「赤ちゃん用の "そなえ" のあり方」についての研究

 連携協力企業の蓄積されたデータやノウハウにより、災害時に必要となる赤ちゃん用の "そなえ" のあり方や最適な "そなえ" について研究し、安心して子育てできる環境を整えます。

※今後も、民間企業との連携等により、防災に限らず、『あかちゃんとそなえ』をテーマにプロジェクトに取り組んでまいります。

お問い合わせ

子育て支援課
電話072-971-0042