空家における各種相談窓口

2024年4月9日

 柏原市では、近年増加傾向にある空家等に対して対策講じるため、平成28年度に『柏原市空家等対策計画』を策定し、空家対策へ取り組んでいます。

 空家問題の相談は、多岐にわたることから下記の相談窓口をご紹介いたします。

市役所の相談窓口

 本市では、下記の相談窓口を設置しています。相談先がわからないという方は、総合窓口にご連絡下さい。

分   野 担当部署 連絡先(TEL)
総 合 窓 口 都市開発課 072-972-1593
家屋の老朽化などによる損壊、倒壊の恐れがあるもの 都市開発課 072-972-1593
雑草や樹木の繁茂、ごみが氾濫している状態のもの 環境対策課 072-972-1534
不審者の出入りがあるなど、防犯面で不安のあるもの 地域連携支援課 072-971-8305
空家バンクに関すること にぎわい観光課 072-940-6165

空家等の適正管理について(お願い)

本市では、空家等の発生抑制や適正管理を促進するため、啓発活動を行っています。

相続登記に関すること

 空家の発生要因として、最も大きな割合を示しているのは相続が原因とされています。子世代が遠方に居住している中、親の居住宅を相続により取得する事で空家になり、管理ができずに管理不全となるケースがあります。また、相続登記が行われていないため相続人が多岐にわたり協議が難航したり、相続人が確知できないケースが発生しています。

 そのため、令和6年4月より相続登記が義務化されました。※義務化前の相続も対象となります。相続登記は管轄の法務局で行えるほか、専門家(司法書士)への相談も有効ですの相談窓口の利用もご検討ください。

大阪の住まい活性化フォーラム

 大阪府では、中古住宅流通・リフォーム市場の活性化により住生活の向上と大阪の地域力・安全性す促進するため、民間団体・事業者と公的団体とともに、『大阪の住まい活性化フォーラム』を設立しています。柏原市もフォーラムに参画しており、様々な情報を市民の方へ発信します。

柏原市シルバー人材センターとの空家管理についての連携協定

 柏原市と公益社団法人柏原市シルバー人材センターは、「空家等の適正管理の推進に関する連携協定」に基づき、市とシルバー人材センターが相互に連携・協力し、市内の空屋等が管理不全となることを未然に防止するとともに、良好な生活環境の保全及び安全で安心なまちづくりの推進に努めております。

シルバー人材センターとの空家管理についての連携協定

ホームインスペクション(建物診断)に関すること

 インスペクションとは、居住宅における建物診断のことで、建物の基礎、外壁などの部位ごとの劣化状況や欠陥の状況を目的とし、非破壊検査により診断する事です。具体的には、雨漏り、雨樋の詰まり、外壁の剥がれ、室内の壁のひび割れ、床の軋み、床下の腐敗、給水や排水の不具合をチェックし、『建物が傷んでいないか? 』、『その建物で日常的な生活が可能か?』等、その建物を長持ちさせるために必要な箇所等のアドバイスを行います。

※建築基準法の適合性の確認、耐震性の計算等は行いません。

 

○診断士の紹介依頼は、下記へお願いします。(大阪の住まい活性化フォーラムより)

  • 大阪府建築士会 (TEL)06-6947-1966  相談時間帯:13時~16時 
     

住宅施策の各制度に関すること

 管理不全な空家を発生させないために、国では様々な有効活用を目的とした支援制度を推進しています。

○リバースモーゲージ

 リバースモーゲージとは「持ち家のある高齢者が、その家を担保に老後の生活費などを一時金または年金形式で借りられる貸付制度」のこと。 リバースとは「逆」、モーゲージとは「抵当」を意味する英語です。 一般に自治体が運営していたり、銀行などが金融商品として扱っています。※柏原市で運営しているサービスはありません。

○マイホーム借り上げ制度

 一般社団法人 移住・住みかえ支援機構(JTI)の「マイホーム借上げ制度」は、シニアの皆さま(50歳以上)のマイホームを借上げて子育て世代等に定期転貸し、安定した賃料収入を保証するものです。
これにより自宅を売却することなく、住みかえや老後の資金として活用することができます。

詳しくは、一般社団法人移住・住みかえ支援機構(JTI)にお問い合わせ下さい。

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お問い合わせ

都市開発課
電話072-972-1593