生活保護制度の概要
2016年10月4日
生活保護制度とは
生活保護制度は、日本国憲法第25条の理念に基づき、国が、様々な理由により生活に困っている方々に対して最低限度の生活を保障するために必要な給付を行うとともに、自立した生活がおくれるよう支援を行う制度です。
生活保護の要件
生活保護は、保護制度以外に利用できるすべてのものを活用しても最低限の生活を営めない場合に受けることができます。
- 資産価値のあるものは処分して利用すること(資産の活用)
- 就労が可能な人は働いて収入を得ること(能力の活用)
- 援助ができる親族があれば援助を求めること(扶養義務者による援助)
- 他の法律や制度で給付を受けられる場合は優先して活用すること(他法他施策の優先)
生活保護の種類
生活保護は、生活、住宅、教育、介護、医療、出産、生業、葬祭の8種類の扶助があります。