平成28年度 柏原市 市政運営方針

2016年2月23日 (企画調整課)

 柏原市長  中野 隆司

 

  本日、平成28年柏原市議会第1回定例会の開会に当たり、平成28年度の予算案をはじめとした関係諸案件のご審議に先立ち、私の市政運営の方針と主な施策の概要について申し述べ、市民の皆様及び議員各位のご理解とご協力を賜りたいと存じます。

  私は市民の皆様のご支持を賜り、柏原市長として市政のかじ取りを託されてから早3年、任期の最終年度を迎えようとしておりますが、市政運営の柱であり私の公約でもある「5つの大阪ナンバーワン」に向けた取組も着実に根付き、政策の方向性も定まったことから、まちづくりの足がかりを築くことができたと感じております。
  この間、本市は人口動態の将来見込みから消滅可能性都市896自治体の一つに数えられ、また、若い命が絶たれた痛ましい事件の現場となるなど、暗いニュースもありましたが、市民の皆様をはじめ、議員各位の温かいご指導とご協力をいただきながら市政を前進させることができましたことに、心から感謝とお礼を申し上げます。

  特に、最大の課題でありました市立柏原病院の経営再建の問題につきましては、資金不足額の解消を図るとともに、大阪市立大学医学部との連携強化をはじめ、抜本的な業務見直しによりまして、赤字の解消に向け一定の目途が立ったところでございます。
  また、サンヒル柏原につきましては、昨年、一般財団法人柏原市健康推進財団に代わる新規事業運営者の募集を行い、新生サンヒル柏原がオープンいたしました。
  さらには、増加する低年齢児の保育ニーズに対応するため、市立法善寺保育所の民営化を進め、また、人口減少時代の教育環境のあり方の道標とすべく、柏原中学校区の施設一体型小中一貫校の検討に着手するなど、柏原市再生のためのグレートリセットに懸命に取り組んでまいりました。

  一方で、国の地方創生施策に合わせて、本市においても平成28年2月、地方版となる「柏原市人口ビジョン」及び「柏原市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定いたしました。
  現状のまま放置し、有効な施策を講じなければ、本市の少子高齢化と人口減少が顕著に表れるとの柏原市人口ビジョンにおける分析結果から、柏原市まち・ひと・しごと創生総合戦略では豊かな自然にあふれ、大阪の都心部へも近いベッドタウンとしての立地条件を十分に兼ね備えている本市の魅力を最大限に活かし、親から子そして孫に至るまでの多世代が柏原に住み続けていただけるよう、持続可能な都市の実現を目指し、市政運営を行ってまいります。

  そこで、私の区切りの1年となる平成28年度におきましては、これまでの取組とともに、「柏原市域の『安全・安心』を高める」という視点と、「柏原市民の『いのちと健康』を守る」という視点、そして「柏原の将来像を描く」という大きく三つの視点で、施策を横断的に捉え、そして、効果的に展開してまいります。

  一つ目の視点の「安全・安心」につきましては、犯罪や迷惑行為などの抑止効果を高めるため、各自治会が設置されます防犯カメラへの補助事業を引き続き実施することに加え、新たに市が設置主体となり、警察と連携して本市への流入ルートである主要幹線道路等の重点箇所へ防犯カメラを設置してまいります。
  道路等のインフラ整備では、市内道路や橋りょうの点検結果を踏まえた計画的な維持補修に努めるとともに、危険箇所の改善や歩行者の安全を確保するため、JR柏原駅西口交差点の歩道整備を行ってまいります。
  さらには、防犯・防災の観点からも空家等対策に係るガイドラインの策定作業を進めてまいります。

  二つ目の視点の「いのちと健康」につきましては、団塊の世代が後期高齢者となる、いわゆる「2025年問題」の対策といたしまして、市民の皆様が生涯にわたり健康で元気にいきいきと充実した日々を過ごせるよう、「いきいき健康づくり推進事業」を実施してまいります。
  さらには、子どもの健康を守るとともに、子育て世帯の経済的負担を軽減するため、通院時の医療費助成の対象範囲を中学3年生まで拡充してまいります。
  市立柏原病院の医療提供体制につきましては、地域の基幹病院としての役割を果し、市民ニーズに対応するため、救急医療や周産期医療の充実を図るとともに、「がん診療拠点病院」の指定を目指してまいります。
  また、地域包括ケア病棟の導入など本市を取り巻く地域医療の状況に対応でき、かつ、高い稼働率を目指した病棟運営を進めてまいります。

  こうした施策を進めていくためには、財源の確保は必須でございますが、本市の財政運営は現在非常に厳しい状況であります。そこで、第2期の柏原市行財政健全化戦略の具体的取組項目を進めていくことはもちろんのこと、更なる行財政健全化の推進が必要となりますが、それにとどまらず、市民の利便性や満足度を高めつつ持続可能でコンパクトなまちづくりを併せて実現できるよう、柏原市の将来構想の策定が必要であると考えております。

  そこで、三つ目の視点として、「柏原の将来像を描く」ために、現在の市民サービスや公共施設等のあり方を総点検し、10年後、20年後、更に30年後の将来の柏原市をしっかりと見据えた構想づくりに着手してまいります。
  具体的には、公共施設等総合管理計画において公共施設の総点検を行い、中長期的な視点をもって更新、統廃合、長寿命化等を計画的に行うことにより、財政負担を軽減し、平準化するとともに、「公立施設の民営化等による幼保一元化ガイドライン」、「柏原市立小・中学校の適正規模・適正配置」等を踏まえ、市庁舎を含めた公共施設等の再配置案を作成してまいります。また、公有財産の効果的かつ効率的なマネジメントを行うため、民間提案を積極的に活用するなど、無駄のない行財政運営を推進してまいります。
  そして、これまでの取組の成果と精神をより発展的に継承しながら、5つの「大阪ナンバーワン」のまちを作り上げることはもちろんのこと、「市民が活きいきとし にぎわいにあふれているまち 柏原」の実現に向けて、皆様のご期待に応えることができるよう、全身全霊を尽くし、市政運営に取り組んでまいる所存でございます。

 それでは、平成28年度の主な施策について、第4次柏原市総合計画に掲げる「まちづくりの目標」に則して、ご説明申し上げます。

政策目標1 「健康で安心して暮らせるまち」
政策目標2 「産業と豊かな自然が調和するまち」
政策目標3 「便利で快適に暮らせるまち」
政策目標4 「心豊かで個性と能力を発揮する人が育つまち」
政策目標5 「健全な行財政と市民主体のまち」


政策目標1 「健康で安心して暮らせるまち」


1.医療、健康

(1)市立柏原病院は、地域の基幹病院としての役割を果たすため、救急診療を更に拡充するとともに、地域のがん診療の連携協力体制を構築し、専門的ながん医療を提供するため「がん診療拠点病院」の指定を受ける手続を進めます。
  また、より多くの方が安心して出産していただけるよう、産婦人科のサービス向上に取り組むとともに、地域包括ケア病棟の導入など本市を取り巻く地域医療の状況に対応でき、かつ、高い稼働率を目指した病棟運営を進めます。
(2)こうした診療機能の充実に向けた取組を踏まえ、市立柏原病院の経営改善を目的に、国の「新公立病院改革ガイドライン」に基づく平成29年度から平成32年度までの新改革プランを策定するとともに、病床稼働率の向上や材料費等の抜本的なコスト見直しなどにより、経常収支の黒字化を実現します。
(3)市民の皆様が、生涯にわたって健康でいきいきと豊かな人生を送ることができるよう、平成29年度を初年度とする「第3期健康かしわら21計画」を策定するとともに、「運動と食」による健康づくり事業に対するポイント制度を導入した「いきいき健康づくり推進事業」を実施します。
(4)国民健康保険事業会計の健全運営を図るため、特定健診、人間ドック助成事業等の予防医療の推進に努め、個別訪問指導、健康教室等の保健事業を積極的に展開します。

2.福祉

(1)誰もが子どもを安心して産み育てることのできる環境を整備するため、公立の幼稚園及び保育所による幼保一元化施設への移行に向けた具体的な検討を行うとともに、父親を対象とした子育て講習会の開催回数を増やすなど、子育て家庭に対する支援の充実を図ります。
(2)子育て世帯の経済的負担の軽減を図るため、平成28年10月から通院時の医療費助成の対象範囲を小学6年生までから中学3年生までに拡充します。
(3)高齢者が住み慣れた地域で、生きがいを持って安心して暮らせるよう、柏原市高齢者いきいき元気センターが中心となり、引き続き地域包括ケアシステムの構築に取り組みます。
  また、平成29年度から実施する介護予防・日常生活支援総合事業の準備を進めます。
(4)地域における介護予防の取組の強化を図るため、地域住民が主体となって実施する介護予防教室等を支援します。
  また、参加者自身が継続して意欲的に介護予防に取り組むことができるよう、専門職による指導及び助言を行います。
(5)利用者が安心して福祉サービスを利用できるよう、事業所の適正な運営の確保とサービスの質の向上を図るため、指導監査を計画的に実施します。
(6)障害者の福祉向上のため、利用ニーズが高まっている児童発達支援をはじめ、放課後等デイサービスなどの障害児通所支援サービスや障害者の就労を支援するサービスを実施するとともに、支援施設等との情報共有が図れる「障害児発達支援ファイル」を広く配布します。
(7)生活保護の適正実施に努めるとともに、生活困窮者世帯の自立を図るため、引き続き就労支援事業を実施します。
  また、家庭での教育環境や生活環境が整えられていない子どもたちに居場所を提供し、社会で自立した生活を送る力を身に付け、貧困の連鎖を防止するため、関西福祉科学大学と連携して「子どもの学習支援事業」を実施します。

3.防犯、防災

(1)安全で安心して暮らせるまちを実現するため、地域の防犯活動と連携し、防犯灯のLED化、各自治会への防犯カメラの設置補助を継続していくとともに、新たに市が設置主体となり、警察と連携して主要幹線道路等の重点箇所へ防犯カメラを設置します。
(2)更なる防災体制の強化を目指し、新たな地域防災計画を基に、各種の行動計画の作成に取り組み、職員の防災能力を一層向上させるとともに、第一線で活動する消防団や防災関係機関との更なる連携強化を図り、装備、資機材等の充実に努めます。
(3)地域の防災力向上のため、共助をテーマに地域住民による自主的な防災訓練などへの積極的な支援を通じて、各組織の組織力強化に寄与し、連携協力体制を深めます。
(4)空家等対策の推進に関する特別措置法に基づく空家等対策計画の策定に着手し、周辺に悪影響を及ぼす老朽化した空家等に対する適正管理を推進します。

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政策目標2 「産業と豊かな自然が調和するまち」

1.自然環境

(1)市内河川の水質改善を図るため、生活排水対策の啓発及び定期的な水質調査を 行います。特に、恩智川流域の環境美化については、大阪府及び流域4市が連携し、流域住民と協働しながら一斉清掃や啓発活動を実施します。

2.生活環境、環境保全

(1)ごみの減量及び資源リサイクルを促進するため、ペットボトル、紙パック、古紙及び小型家電の拠点回収を推進するとともに、市民協働による子供服、陶器等のリユースフェア及び環境フェアを開催します。
(2)不法投棄を防止するため、警察や関係機関と連携し、巡回パトロールや防犯カメラによる監視を継続します。

3.産業


(1)市内事業所の顧客の新規獲得及び販路拡大を図り、商工業の活性化を促進するため、柏原市事業所情報サイト「柏原・まち・ひと・しごと.net」の掲載情報の充実を図ります。
(2)市内商業等の活性化と空き店舗の活用のため、新規出店促進事業を実施します。
(3)観光振興を促進するため、にぎわいの創出と訪問客の増加を目指し、自然、歴史、ぶどう等の地域資源を積極的に活用して、まちの魅力を発信します。
(4)新たな地域の活性化やにぎわいの創出のため、国等の関係機関と連携し、「道の駅」設置に向けた検討に着手します。
(5)悪質商法、振り込め詐欺被害等の未然防止に努めるため、関係機関と連携しながら注意喚起や啓発活動を実施するとともに、消費相談事業により問題解決に向けた支援を行います。
(6)柏原特産のぶどうやその加工品等を積極的にPRします。
  また、農業の担い手の育成を図るため、ぶどう担い手塾を実施するとともに、若手のぶどう農業者が中心となって行う新品種の試験栽培や栽培方法の新技術の実証実験などの取組を引き続き支援します。
(7)有害鳥獣による農作物の被害軽減に取り組むため、イノシシ侵入防止柵設置に係る補助とイノシシ、アライグマ等の捕獲を引き続き実施します。

 4.就労環境

(1)市内事業所等の人材を確保するため、地域就労支援センター、ハローワーク等と連携するとともに、平成27年度に開始した無料職業紹介事業を推進します。
  また、柏原市事業所情報サイト「柏原・まち・ひと・しごと.net」を活用したウェブ版就職フェアを実施します。

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政策目標3 「便利で快適に暮らせるまち」

1.都市基盤、生活基盤

(1)下水道事業においては、平成28年度から実施する「公共下水道整備第7次五箇年計画」に基づき、次のとおり事業を推進します。
  汚水整備については、公共下水道を使用できる人口普及率85.5%の達成に向け、柏原東、柏原西及び国分の3つの排水区で約5haの整備を進めるとともに、接続率の向上に努めます。
  浸水対策については、突発的な大雨による浸水被害の軽減を図るため、内水ハザードマップの作成準備や雨水管渠の整備を進めます。
  生活排水対策については、公共下水道の計画区域外において、市町村設置型の浄化槽整備事業を引き続き実施します。
(2)水道事業においては、安全で良質な水を安定的、効率的に供給するため「柏原市水道ビジョン」に基づき、次のとおり事業を推進します。
  耐震及び老朽化対策については、地震に強い水道管路を構築するため、老朽化した水道管の約3kmの更新整備を実施します。
  危機管理対策については、自己水源を安定的に確保するため、耐震性能の確認が必要な井戸2基の耐震診断を行い、地震発生時の安全性を検証します。

2.交通基盤

(1)道路の新設改良については、危険箇所の改善や歩行者の安全を確保するため、JR柏原駅西口交差点の歩道整備を行うとともに、市道本郷太田線歩道整備事業に着手します。
  また、都市計画道路大県本郷線と市道上市法善寺線との交差部の整備に必要となる用地を確保するため、用地鑑定及び物件補償の算定を行い、用地取得の交渉を進めます。
  さらに、完成した市道畑信貴線に接道する信貴太平寺線の整備に向け、測量調査業務に着手します。
  このほか、都市計画道路田辺旭ヶ丘線は、平成7年度の事業着手時から社会経済情勢が変化しているため、事業の必要性、投資効果等の再評価を行います。
(2)安全な交通を確保するため、舗装修繕計画に基づき、路面の痛みが激しく危険な箇所から優先的に維持補修を進めます。
(3)橋りょう長寿命化計画に基づき、平成27年度から実施している国分寺大橋の修繕及び耐震補強の調査設計業務を引き続き進めます。
  また、老朽化する玉手橋の補修又は架替等の検討に着手します。
(4)国道25号の歩道整備事業及び国道165号の香芝柏原区間の道路改良事業が順調に進むよう、事業主体の国土交通省に協力します。
(5)都市計画道路大県本郷線整備事業、府道本堂高井田線歩道拡幅事業、府道柏原駒ヶ谷千早赤阪線歩道整備事業及び一級河川平野川老朽化護岸対策事業が順調に進むよう、事業主体の大阪府に協力します。


3.アメニティ環境

(1)みどり豊かなまちづくりを推進するため、市民協働による草花の植栽などを行うとともに、安心安全な公園づくりのため、施設補修等の維持管理に取り組みます。
  また、大県地区での新たな公園整備を進めます。

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政策目標4 「心豊かで個性と能力を発揮する人が育つまち」

1.人権

(1)人権が守られ、誰もがいきいきと暮らせる社会の実現を目指し、柏原市人権協会、柏原市人権擁護委員会等の関連機関が実施する相談窓口と連携し、人権問題の速やかな解決を支援するとともに、ヘイトスピーチなどの新しい人権問題に対する啓発活動、研修会及び講演会を開催します。
(2)戦争の悲惨さや平和の尊さを広く後世に伝えるため、平和展を開催します。
(3)男女が共に活躍できる社会の実現を目指し、「第3期かしわら男女共同参画プラン」に基づき、重点課題であるワークライフバランスの啓発活動やエンパワーメントの支援に取り組みます。

2.学校教育

(1)小・中学校への空調設備の整備については、特別教室等への設置を進めるとともに、普通教室への設置についても、整備計画を策定します。
  また、柏原小学校及び柏原東小学校の校舎耐震化を実施します。
(2)柏原中学校区学校施設統合整備事業については、PFI事業等の可能性調査報告を十分検討し、事業の方向性を決定します。
(3)幼小中一貫推進教員を配置し、幼小中が連携した教育を引き続き推進するとともに、施設一体型小中一貫校の実現に向けた検証を行います。
(4)確かな学力の育成に向けて、新たに小学校全児童を対象として市独自の総合学力調査を実施し、学力向上のための対策ポイントを見出し、家庭と協力した取組を進めます。
  また、塾講師やネット配信教材の活用など、民間企業が持つ専門的なノウハウを小・中学校に採り入れ、学習効率の向上を図ります。
  さらに、学力の土台となる国語力を高めるため、柏原中学校区に学校司書を配置し、市立図書館と連携した読書活動により、学校図書館の充実を図ります。
(5)いじめ問題の未然防止、早期発見及び早期解決を図るため、市内全児童生徒を対象にいじめアンケートを継続して実施するとともに、教育委員会の附属機関「柏原市いじめ問題対応委員会」からの意見を基に、いじめ問題が起こらない環境づくりに取り組みます。
(6)柏原市教育振興基本計画は、前期計画の3年目を迎えることから、これまでの取組を学識経験者の知見も活用しながら検証するとともに、計画を推進します。
(7)就学援助事業において、これまで中学入学後に支給していた「新入学学用品費」を中学入学準備に活用していただけるよう、小学6年生時に「中学校入学準備金」を支給します。
(8)柏原市立小・中学校の適正規模・適正配置については、小・中学校の小規模化によって生じる教育上、学校運営上の課題の解消や小中一貫教育の更なる推進などを踏まえ、より望ましい教育環境を整えるため、柏原市立小・中学校適正規模・適正配置審議会の答申を基に、具体的な方針の検討を進めます。

3.生涯学習

(1)竜田古道の里山公園内の自然体験学習施設(スマイルランド)は、利用者ニーズに応じたサービスの提供及び維持経費の削減を図るため、指定管理者制度を導入し、竜田古道の里山公園の管理を含めた一体的な管理及び運営を行います。
(2)公民館においては、市民の身近な学習交流の場となるよう、地域の大学等と連携した多彩な教養講座や利用者アンケートで希望の多かった趣味の講座を開催するとともに、利用者が快適に過ごせるよう、計画的に施設の修繕を行います。
(3)市民文化祭については、創意工夫に努め、より多くの市民が参加していただけるよう、市民文化センターを拠点に、リビエールホールなどの公共施設を利用して開催します。
(4)図書館においては、時代の進展や変化に伴い高度多様化する市民の学習ニーズに対応し、幼児から高齢者までのあらゆる人々が必要としている資料や情報を収集し、提供します。
  また、より多くの市民に利用していただけるよう、「開かれた図書館」を目指し、フェイスブックやツイッターの活用により、図書館をPRするとともに、市民とのネットワークを形成し、市民に密着した図書館サービスの向上に努めます。
(5)スポーツによる「まちの活性化」を図るため、チャレンジデーや柏原シティ キャンパスマラソンを開催します。
  また、幼児から高齢者までのより多くの市民が気軽にニュースポーツを体験できるよう、スポーツフェスティバルin柏原を開催します。
(6)恩智川(法善寺)多目的遊水地の上面を利用し、スポーツ広場として整備するため、測量及び設計を進めます。
(7)子どもたちに様々な活動を経験させるため、市内全校の子どもたちが参加できる竜田古道の里山公園等を活用した体験活動を企画し、放課後子ども教室で実施します。
(8)鳥坂寺跡の史跡の保存管理計画を策定し、国の補助金を活用して公有化を進めます。

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政策目標5 「健全な行財政と市民主体のまち」

1.協働のまちづくり、国際交流

(1)協働のまちづくりを推進するため、地域担当職員が定期的に地域の会議等に参加することで、地域課題の把握や情報共有を行い、市と各自治会との相互の理解と連携を深めます。
(2)地域コミュニティの活性化を図るため、自治会等の活動拠点となる集会所の修繕費用を補助するとともに、防犯、防災、環境美化等の様々な活動を行っている自治会やまちづくりに頑張る団体等に補助を行います。
(3)市民の交流が活発に行われるよう、柏原市民総合フェスティバルの円滑な運営を支援します。
(4)地域の異文化交流を推進するため、柏原市国際交流協会と共催する国際交流サロンなどにおいて、関係民間団体と地域ボランティアとの連携を図るとともに、柏原市文化・スポーツ国際交流基金を活用して青少年の国際交流活動を支援します。


 2.市政運営、行財政運営

(1)マイナンバー制度の本格実施に伴い、公的手続における市民の負担軽減につながるよう個人番号カードの普及に努めます。
(2)若者を惹きつけ、定住化を図るため、情報を見やすく掲載するとともに、市の内外に本市の魅力を発信する広報誌の特集号を発行します。
  また、市政への関心と信頼を高めるため、フェイスブック、ライン等を活用し、市民とのコミュニケーションを図ります。
(3)行財政改革を推進するため、第2期の柏原市行財政健全化戦略に基づく具体的な取組項目を実行していくとともに、定期的な市民意識調査に加え、市民の声を迅速に把握し、今後の行政運営の参考とするため、市政モニター制度を導入します。
(4)効果的かつ効率的な公共施設マネジメントを行うため、公共施設等総合管理計画の策定において市庁舎を含めた公共施設の再配置案を作成するとともに、公共施設等の有効活用を図るため、公民連携を積極的に推進します。
(5)地方創生を推進するため、柏原市まち・ひと・しごと創生総合戦略に位置付けられた具体的な施策を地方創生の交付金制度を活用し、実施します。 また、柏原市まち・ひと・しごと創生総合戦略推進委員会による総合戦略の進行管理を実施します。
(6)本市の魅力を広く知っていただけるよう、ふるさと納税の推進に当たり、広報誌、ウェブサイト等で積極的に協力企業の募集を行い、記念品の充実を図ります。
(7)柏原市第2次定員適正化計画に基づく職員数の適正化、民間委託の推進、組織の集約化等に積極的に取り組み、少数精鋭の職員体制づくりによる総人件費の削減を進めます。
(8)市民サービスの向上や業務の効率化に積極的に取り組む職員を育成するため、職員を講師とする研修会の実施など、研修内容の充実と見直しを図ります。
  また、人事評価制度を確立させ、職務と能力に合った給与制度へと改革を進めます。

  以上、平成28年度の主な施策の概要についてご説明申し上げました。
  私の任期の最終年、自らの信念と責任をもって判断と決断を行い、現役世代と将来世代の展望を見据えた市政運営を進めてまいります。
  市民の皆様及び議員各位のご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。



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