高齢者宅への不審電話・訪問にご注意ください

2015年6月19日

柏原市内で不審な電話

市役所の職員などを名乗り、還付金手続きのために銀行口座の番号を聞き出そうとしたり、銀行や郵便局・コンビニ等にあるATM(現金自動預払機)まで誘導し、お金を振り込ませようとする不審な電話が発生しています。

実際に発生した事例

平成27年6月19日 発生

午前10時20分ごろ市内在住女性の自宅に、市役所職員を名乗る女性から「消費税増税に伴い介護保険料の還付金が発生し、還付金振込依頼書を送付しているが返送されていないので連絡している。振込はゆうちょ銀行のみとなるので、のちほど郵便局職員から口座番号の電話照会があります。」と電話があった。不審に感じた女性が高齢介護課へ確認の電話をされたため、電話口で口座番号の照会を行うことはないと伝える。

さらに午前10時50分ごろ、同女性宅に、郵便局員を名乗る男性から「口座番号を教えてほしい。」との電話があったが、伝えなかったところ「後日手紙を郵送するので確認してください。」と言って電話が切れる。

 

平成27年6月1日 発生

午後2時ごろ市内の高齢者の自宅に、市役所職員を名乗り「振込期限が切れている。3時までに市役所のキャッシュコーナーへ行き、着いたら指定する電話番号(携帯電話の番号)に電話するように」との電話があった。

その電話を受け、高齢者が市役所に行きキャッシュコーナーを探していたところで高齢介護課職員が声をかける。その最中に高齢者の携帯電話に着信(指定されたものとは別の携帯電話)があり、「ATMの近くにいるようなら手続きを説明するが、周りに人がいれば説明ができない」と言われ、「それはおかしい」と高齢者が応答すると電話が切れた。少しおいて再度電話が鳴り、職員に代わるとすぐに電話が切れ、その後着信はなかった。

不審な電話などがあったときは

公的機関が還付金の受け取りなどについて、電話で口座番号を聞いたり、ATMの操作をさせたりすることは絶対にありません。このような不審な電話がかかってきたら一旦電話を切り、先方が名乗った公的機関や警察などにご連絡ください。

お問い合わせ

高齢介護課
高齢者福祉係,介護管理係