春季企画展「亀の瀬の歴史」開催 奈良県王寺町、三郷町と共同で

2015年3月2日 (文化財課)

  柏原市立歴史資料館(同市高井田)は、3月28日(土)から6月14日(日)まで、春季企画展「亀の瀬の歴史 大和・河内をつなぐ道」を開催する。午前9時30分から午後4時30分。月曜休館(月曜が祝日のときは開館)。入館無料。奈良県王寺町、三郷町との共同開催。同歴史資料館が、他の自治体と企画展を共同開催するのは今回が初めて。

 亀の瀬は、大和川が大和(奈良県)から河内(大阪府)へ流れ込むところに位置し、美しい渓谷を形づくっている。かつては山桜や紅葉の名所としても知られ、古来この地で詠まれた和歌が万葉集や古今和歌集などに多数収録されている。大和と河内をつなぐ龍田越えのルートの一つとも考えられ、天皇の行幸などにも利用されたと思われる。しかし、亀の瀬は、同時に交通の難所でもあり、地すべりなどの災害の地でもあった。亀の瀬地区の地すべりは数万年前から発生していたと考えられ、昭和初期に発生した地すべりの対策工事は、現在もなお続けられている。

 展示では、竹原井頓宮(青谷遺跡)出土瓦、魚梁船(やなぶね)関係資料、地すべり関係資料などを通じ、道、水運、地すべりなど、亀の瀬の歴史をたどる。大阪府と奈良県との境界に位置することなどから王寺町や三郷町との共同開催となった。期間中、講演会の開催なども予定しているほか、今後、両町の公民館などでも順次展示していく予定。講演会の開催日時など、くわしくは、その都度、同市の広報誌やホームページなどに掲載される。

 同歴史資料館では、「展示や講演を通じ、亀の瀬の自然や歴史の中で果たした役割などを考え、知ってもらえれば」などと話している。

 春季企画展「亀の瀬の歴史 大和・河内をつなぐ道」について、くわしくは、同歴史資料館(072-976-3430)まで。

平成26年度春季企画展ポスター

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