「つけかえ後の大和川」を特集展示

2014年10月1日

 柏原市立歴史資料館(同市高井田)は、開催中の秋季企画展「なぜつけかえられたのだろう ―ほんとうの大和川つけかえ運動―」に併せ、企画展示場横の常設展示場内、特集展示専用スペースで「つけかえ後の大和川」を特集展示する。企画展を補うかたちで、説明パネルや実物資料などを通じ、元の流れの跡地での新田開発や綿栽培のようすなどを紹介する。9月30日(火)から12月21日(日)。午前9時30分から午後4時30分。月曜休館(月曜が祝日のときは開館)。入館無料。

 展示しているのは、御裁許築留絵図写(宝暦10年・1760)や河州志紀郡二俣新田絵図(文化元年・1804)、摂州住吉郡庭井新田画絵(嘉永4年・1851)などの古文書類と説明パネルなど。綿繰り機の実物も併せて展示している。

 同歴史資料館では、「付替え後、元の大和川の川筋はどのように変わったのか、企画展と併せて、ぜひ、ご覧ください」と話している。

 秋季企画展「ほんとうの大和川つけかえ運動」は、12月7日(日)まで開催中。同特集展示や企画展などについて、くわしくは、同歴史資料館(072-976-3430)まで。

【特集展示】 同歴史資料館が、常設展示場(約180平方メートル)の一画(約30平方メートル)で、テーマを決めて行っている小展示。3~6か月ごとに展示替えされる。これまでのテーマは、「松岳山古墳」(今年4月~9月・同市内の史跡松岳山古墳の紹介)、「午、馬、ウマ」(今年1月~3月・干支にちなんだ展示)など。

特集展示01 特集展示02

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582-0015 柏原市高井田1598-1(柏原市立歴史資料館内)
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