韓国のテレビ局 三度 今回は高井田横穴を取材

2012年6月22日

 6月22日、韓国のテレビ局が、三度、柏原市高井田を訪れた。訪れたのは、今年5月に高 井田山古墳を取材したのと同じ、韓国大田(テジョン)広域市の大田放送(TJB)の取材クルー、ディレクターやカメラマン、キャスターら4人。今回は、史跡高井田横穴(横穴墓群)の取材が目的で、古代の日本列島と百済との交流のようすをくわしく探り、日韓両国の研究者らにインタビューするという。昨年7月のMBCテレビ以降、韓国のテレビ局による同市高井田の取材は、これで3回目となる。

 近年、韓国でも横穴墓が発見されており、日本で築造された横穴の影響だと考えられている。高井田山古墳は百済(韓国)が日本に影響を与えた例だが、高井田横穴は逆に日本が百済に影響を与えた例だという。

 午前11時半ごろ高井田に到着した取材クルーは、5月の取材時と同様、同市立歴史資料館の安村俊史館長にインタビューしながら、約1時間かけて、第3支 群7号横穴の石室内部や同6号横穴の羨道(せんどう)入口付近を撮影するなどした。今回の収録で製作する番組は、8月中旬ごろ、韓国で放送される。

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