かしわら歴史まつりに出展参加 大坂の陣関係解説パネルなどを展示

　柏原市教育委員会文化財課は、10月11日（土）に同市安堂町1の同市民文化会館リビエールホールなどで開催される「かしわら歴史まつり」（主催・大坂の陣400年事業柏原実行委員会）に出展参加する。リビエールホール地階のレセプションホールで、大坂の陣の経過や豊臣方の武将・後藤又兵衛の略歴について解説したパネルなどを展示する。大坂の陣と柏原との関わりを一目で理解することができる。午前11時から午後4時。入場無料。

　今年と来年は、豊臣と徳川の最終決戦、慶長19年（1614）の大坂冬の陣と慶長20年（1615）の大坂夏の陣から400年にあたる。同市は夏の陣の古戦場の一つで、豊臣方の真田幸村や徳川方の伊達政宗らが戦った。同市玉手町や片山町には、この地で討死した後藤又兵衛らの墓や両軍供養塔、戦跡碑などが残されている。

　こうしたところから、400年をきっかけに、郷土の歴史に目を向けるとともに地域の活性化につなげようと、同歴史まつりの開催となった。同歴史まつりには、フランスの武術家らの出演も予定されており、リビエールホール小ホールで、日本の武術家らとともに日本古武道の演武を披露する。併せて、リビエールホール前の大和川河川敷で、日仏武術家らによる、当時を再現した甲冑武者の模擬合戦なども予定されている。

問合せ

　パネル展示について、くわしくは、同文化財課（同市立歴史資料館内、072-976-3430）まで。　かしわら歴史まつりについて、くわしくは、同市役所まちの魅力づくり課（072-971-0042）まで。