市民歴史大学「古代寺院と仏教」 第３回・第４回　開講

　柏原市立歴史資料館では、市民歴史大学「古代寺院と仏教」の第３回と第４回を開催する。第３回は1月12日（土）、第４回は２月９日（土）で、いずれも午後１時30分から午後３時、受講無料、定員100人。申込不要で、当日先着順。 テーマは、1月12日の第３回が「軒瓦から見た船橋廃寺の性格」（講師＝小笠原好彦滋賀大学名誉教授）、２月９日の第４回が「仏教の受容と古代社会」（講師＝中林隆之新潟大学准教授）。講演を通じて、古代寺院と仏教の実像に迫る。 市民歴史大学について、くわしくは、同歴史資料館（９７６－３４３０）まで。

　鳥坂寺は、７世紀後半創建の寺院で、孝謙天皇が参拝したとの記録がある。現在は金堂などの基壇や礎石が残されており、今年1月、国の史跡に指定された。同歴史資料館では、史跡指定と同館の開館20周年を記念して夏季企画展「鳥坂寺再興」を開催、その一環として講演会などを開講する。同歴史資料館では、「展示や講演を通じて、古代寺院や当時の仏教文化などに興味を持ってもらえれば」などと話している。夏季企画展「鳥坂寺再興」は、７月14日（土）から９月９日（日）まで開催。午前９時30分から午後４時30分。月曜休館。入館無料。

　文化財講演会や企画展「鳥坂寺再興」などについて、くわしくは、同歴史資料館（９７６－３４３０）まで。