「館報」第26号（2013年度版）発行 柏原市立歴史資料館

　柏原市立歴史資料館（同市高井田）は、このほど「館報」第26号（2013年度版）を発行した。A4判、本文88ページ、1色刷り。口絵カラー。450部発行。関係機関に配付するほか、希望者には同歴史資料館で実費頒布する。1部400円。

　同歴史資料館では、毎年この時期に前1か年度の業務概要などをまとめた「館報」を発行している。併せて、学芸員らの調査研究報告なども収録しており、郷土史関係の最新の研究成果を知ることができる。

　第26号の調査研究報告は、「横穴における埴輪祭祀」（河内一浩）、「御殿雛と家形埴輪」（安村俊史）、「文化財保護の理念と財産権」（宮本知幸）、「南法善寺村大谷家文書」（天野忠幸・安村俊史）の4本。カラー口絵では、「堤切所之覚附箋図」（中家文書）を紹介している。

　これまでの発行分も在庫のある限り併せて実費頒布しており、現在、第17号（2004年度版）以降は在庫がある。1部400円から600円。 「館報」第26号などについて、くわしくは、同歴史資料館（976-3430）まで。