万葉集と河内大橋をテーマに文化財講演会

2014年5月10日

 柏原市立歴史資料館(同市高井田)では、5月12日(日)、春季企画展「河内大橋」の開催に併せ、万葉集と河内大橋をテーマにした文化財講演会を開講する。会場は同歴史資料館3階研修室で、受講無料。定員90人。申し込み不要で、当日先着順。

 「万葉集と古代の接点」講師・竹本晃さん(奈良県立万葉文化館主任研究員)、「彼岸へのかけ橋―古代写経のなかの河内大橋―」講師・遠藤慶太さん(皇學館大学研究開発センター准教授)

 河内大橋は、奈良時代(8世紀)ごろ、現在の柏原市役所付近に架かっていたと考えられる橋。万葉集の歌に詠まれていることで知られるが、架けられた時期や場所、規模など、くわしいことは何も分かっていない、幻の大橋。講演や展示を通じて、万葉集とのかかわりや大橋の実像に迫る。

 文化財講演会や春季企画展「河内大橋」などについて、くわしくは、同歴史資料館(976-3430)まで。春季企画展「河内大橋」は、6月23日(日)まで開催中。

お問い合わせ

文化財課
582-0015 柏原市高井田1598-1(柏原市立歴史資料館内)
電話072-976-3430
ファクシミリ:072-976-3431