柏原市立歴史資料館 常設展
2014年9月3日
常設展では、市内の遺跡から出土した考古資料によって旧石器時代から中世を、古文書や絵図によって近世を、そして農耕具やブドウ酒造りなどの民具を展示しています。展示の中心となるのは古墳時代から奈良時代にかけての資料であり、華やかな柏原の歴史を物語る史料があふれています。
縄文時代から奈良時代
資料館の主な展示となる古墳時代の遺物には、数多くの土器や埴輪、また古墳から出土した装飾品などがあり、今も大切に保管されています。
そして、高井田横穴公園の最大の特徴である、横穴内に見られる線刻壁画は、壁面保護のため普段は公開を制限していますが、常設展示室に置かれている壁画のレプリカは実寸大に再現されており、高井田横穴の線刻壁画を間近で見ていただけます。
中世・近世
中世から近世にかけての展示のメインとなるのは、大和川の付け替え工事とその歴史についての史料です。
歴史資料館では、毎年小学生の学習内容に合わせた「大和川の付け替え」をテーマに、秋季企画展を行っています。
ひと昔の道具たち
柏原市といえば柏原ワイン。その歴史が始まったのはいつでしょうか。
ここでは実際に使われていたブドウ酒づくりの道具などを展示し、柏原市の歩みを垣間見ることができるようになっています。