大和川付け替えの企画展 来館児童数 4年連続で最多記録更新 柏原市立歴史資料館

2014年1月14日

 来館児童数最多記録更新の快進撃が止まらない。大和川の付け替えをテーマにした、柏原市立歴史資料館(同市高井田)の秋季企画展(昨年9月24日~12月8日開催)の来館児童数が今年度も過去最多記録を達成、4年連続で最多記録を更新した。

 このほど、まとめられた同歴史資料館の集計によると、同企画展の開催期間の前後を含めて学校単位で見学に訪れた児童数は計112校・9395人に上り、これまで最多だった昨年度の記録、計107校・9103人を更新した。

 見学に訪れたのは、堺市(32校)、東大阪市(25校)、八尾市(10校)、大阪市(9校)、羽曳野市(6校)などの小学校。月別では、9月が計20 校・1970人、10月が計43校・3577人、11月が計46校・3662人、12月が計3校・186人だった。柏原市の小学校は、計7校・531人が 訪れた。

 同歴史資料館では、毎年度、江戸時代に行われた治水工事、大和川の付け替えを統一テーマにした秋季企画展を開催している。統一テーマのもとに、毎回個別 テーマを変えており、今回の個別テーマは「大和川のおいたち」。約2万年前からの大和川と大阪平野の変遷を付替え関係の古文書類や当時の工事用道具の実物 などとともに紹介した。 同企画展は、主として大和川の付け替えを学習する小学4年生を対象としているが、一般の見学者らも十分楽しめる内容となっている。 同歴史資料館では「大人、子供を問わず、あらゆる世代に楽しんでもらえるような展示を目指したい」などと話している。

 

来館児童

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