ハンセン病問題から学ぶべきこと

2014年5月1日 (人権推進課)

■もし自分や家族が患者だったらどう思う?

 ハンセン病に対する偏見や差別は、私たちの内にある問題かもしれない。

 ハンセン病に対して偏見を持ち、入所者や社会復帰者、その家族を差別しているのはどんな人たちだと思いますか。実は、普通の人たちなのです。私たちは、気の毒な人たちがいたとすると同情します。ところが、気の毒だと思っていた人や自分より弱いと思っていた人たちが権利を主張したりするなどすると、とたんに彼らを拒絶し、いじめたり、差別したりすることが多くあります。今の社会のなかにも、ハンセン病に限らず、人種や年齢、障がいの有無や性別、家柄などによる偏見や差別があるのです。そうした偏見や差別を解決していくためには、相手の人権を尊重する気持ちを持つことが大切です。ハンセン病について正しい知識と理解を持つとともに、偏見や差別をなくし、人権が尊重される社会を実現していかなければなりません。また、国によるハンセン病の患者に対する隔離政策に起因するハンセン病の患者であった回復者の受けた身体や財産、その他社会全般にわたる被害を可能な限り回復することを旨とした「ハンセン病問題の解決の促進に関する法律(通称:ハンセン病問題基本法)」が2009年4月1日から施行されています。

出典(一部):厚生労働省発行冊子:「ハンセン病の向こう側」

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