生徒指導を推進するために

2014年3月7日

人間の尊厳という考え方に基づき、一人ひとりの園児・児童・生徒の人格を尊重し、個性の伸長をはかりながら、同時に社会的資質や行動を高め、健全な人間としての生き方を指導援助するために、次の重点目標と具体施策をもって生徒指導の推進をはかる。

 

重点目標

○ 生徒指導に対する教職員の共通理解と、問題行動に対する一致協力した指導体制の確立ならびに、各学校園間および家庭、地域社会との密接な連携をはかる。
○ 教職員と園児・児童・生徒及び園児・児童・生徒相互の心のふれあいを密にし、信頼と協力による豊かな人間性の育成に努める。
○ 一人ひとりの園児・児童・生徒の理解と個性の発見、伸長をめざす。
○ 道徳教育や特別活動及び総合的な学習の時間と各教科との密接な関連を保ちながら、生き方や日常生活のあり方について指導援助を行う。
○ 不登校園児・児童・生徒について、カウンセリング等の適切な指導を通して、小・中連携を強化した取組等、未然防止・早期対応の支援体制をさらに充実させることに努める。
○ 保護者、地域社会、警察等の関係機関との連携を深めながら、園児・児童・生徒の安全確保に万全を期するとともに、交通事故防止を図るために交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付け子どもに危険予測・回避能力を身につけるための安全教育を推進する。
○ いじめは、「どの学校園でも、どの子にも起こり得る」問題であるという認識のもと、いじめ事象の「未然防止」「早期発見・早期解決」のため、いじめアンケート実施等、生徒指導体制の充実や人権を尊重する集団づくりに努める。
○ 情報社会の進展により、携帯電話等によるネット上でのいじめや有害サイトへのアクセスなど、重大な事象に発展しかねない現状が生起していることを新たな生徒指導上の課題としてとらえ、社会生活を営む上での倫理観や規範意識・ルールなどを身につけさせるための情報モラル教育を発達の段階に応じて体系的に推進する。

 

具体施策

1.教育委員会
(1) 研修会への参加と講演会の実施
(2) 関係機関および諸団体との連携
(3) 生徒指導に関する啓発と資料等の配布
(4) 「いじめ・不登校」等にかかわる教育相談の実施
(5) 子どもの安全確保及び交通安全指導の実施
(6) 情報モラル教育の実施

2.学校園
(1) 研修会の実施と研究会への参加
(2) 家庭訪問や教育相談の実施
(3) 信頼関係を深める活動の工夫
(4) 生徒指導体制の充実と家庭・地域社会との密接な連携
(5) 子どもの安全確保及び交通安全指導のための取組
(6) 児童会・生徒会活動の活性化
(7) クラブ活動・部活動の活性化
(8) 児童・生徒の校外生活の実態把握と問題事象発生時の迅速な対応
(9) 不登校児童・生徒に対する指導・援助と教育相談の充実
(10) いじめ未然防止・いじめアンケート実施等教育相談体制の充実
(11) 幼・小・中学校園との校種間連携

3.その他
(1) 柏原市小中学校生活指導研究協議会との連携
(2) 関係諸機関との連携
(平成21年2月20日改正)
(平成23年2月16日改正)

お問い合わせ

指導課
電話072-972-1698