社会福祉施設等における結核集団感染の予防について
2012年7月26日
先日、東京都内の精神科病院(認知症病棟)で、初発患者を含む10名の発病者(内3人死亡)及び68名の感染者が発生した結核集団感染事例がありました。本事例では初発患者が認知症で症状の訴えが少なく発見が遅れたこと、また徘徊行為があり多数の入院患者及び病院職員と接触していたことなどが感染拡大の一因になったものと考えられます。
つきましては、これらを参考に各施設におかれましても、入所者・利用者・職員等の適切な健康管理により一層のご留意をお願いいたします。
国からの通知
厚生労働省通知「精神科病院(認知症病棟)における結核集団感染事例の発生をふまえた社会福祉施設等における結核対策について」
関連リンク
結核Q&A(公益財団法人結核予防会)( 外部サイトへリンク )
老人福祉施設感染症対策マニュアル(大阪府福祉部高齢介護室介護事業者課)( 外部サイトへリンク )